(Q1) アイシネンはどうして高いのですか。
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(A1) アイシネン本体だけなら高くはありません。見積りには、養生費や後片付け費も含まれているため、総額では膨らんでしまいます。クーラーなど台数が少なくて済むことを考えれば、割高ではありません。ウールマットの断熱材は、材料費のみを見積りに計上しています。大工さんの取り付け費をぜひ計算してみてください。仕上がりムラを考えたら、施工が安定しているアイシネンにはお金では買えないアンシン(安心)が入っていることもご理解いただけるはずです。 |
(Q2) 吹き付けタイプの断熱材はほかにもあります。どう違うのですか。 |
(A2) 実績年数が違います。アイシネンは1986年にカナダで始まり、23年、事業を続けてきました。吹き付け断熱材では最長です。しかも北米の吹き付け断熱材ではトップのシェア(市場占有率)を維持しています。住宅建材は年月がたたないと本当のことはわかりません。 |
(Q3) 値段の安いウール系の断熱材にするか、アイシネンにするか、迷っています。 |
(A3) 壁の中がどうなっているのか、住み始めてからも気にならないのでしたら、値段の安いウール系でも問題ないかもしれません。しかし、これから住宅情報の公開が進むにつれ、どんな断熱材を誰が取り扱ったのかが、中古住宅としての評価につながるかもしれません。長い目で見たら、アイシネンを薦めます。 |
(Q4) 住宅断熱にそれほどお金をかけるべきなのでしょうか。 |
(A4) お金をかけてください。家作りというとデザインや構造を重視しますが、同等に重視してほしいのが断熱性です。住み心地は、毎日実感できるそうです。取材した施主様が異口同音に、そのように話されます。光熱費が下がるとすごく得した感じがするそうです。その分。地球環境に貢献した悦びも味わえます。デザインは飽きる場合があります。躯体構造は大半が十分なレベルに届きつつあります。住環境を考えると、住宅断熱は必須のテーマです。 |
(Q5) アイシネンはエコ住宅ですか。 |
(A5) そうです。米国でもエコ住宅の代表選手としてアイシネンは高い評価を得ています。壁は一度作ってしまったら、やり直しは高くつきます。断熱施工だけは妥協しないでおくと、今後登場してくるエコ対策も、十分な成果をもたらしてくれるでしょう。 |
(Q6) 「次世代省エネ基準」に適合するには、厚みはどのくらいですか。 |
日本でもっとも広い地区となるIV(4)地区の場合、在来軸組み工法住宅で、屋根161mm、壁77mm、基礎60mmとなっています。詳細はこちらで。 |