「魔法瓶住宅」とは、すき間を残さない発泡断熱材アイシネンで、屋根から基礎まですっぽり包んだ高気密高断熱住宅のこと。
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主な施工実績6例
(当サイト紹介分)
新築住宅
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リフォーム
新築住宅施工例 > 埼玉県 > 事例01 A様

<ご主人の要望>
カビや結露で痛まない安全な住宅。家族の健康を損なわない安心できる住宅。
<奥様の要望>
寒さに苦しめられない、底冷えしない暖かい住宅

<ご夫妻の要望4か条> *工務店に提示
1.断熱材はアイシネン
2.窓は樹脂サッシ。ガラスはLow−E仕様
3.24時間換気
4.日当たりが良く、明るい住宅

<データ>
埼玉県 A様 
(取材:2010年11月20日)
家族5人:ご夫婦、長男、次男、長女

ビデオ1「施主A様ご夫妻の声」(5分14秒)

施工会社 (有)たけうちハウジング

  ビデオのコメント(要約)
(1) 都内の借家の寒さが厳しかった。もともと寒さには強いほうだったが、床から伝わってくる冷気には悩まされた。新居では、底冷えに苦しめられないことが第一条件。
(2) 住宅展示場などを回りながら住宅を勉強して、高気密高断熱が重要であることを理解。
(3) インターネットや図書館の本などを参考に、高気密高断熱のベストアンサーとしてアイシネンにたどり着いた。
(4) 外断熱の併用も考えたが、200万円かかるのが負担なのと、アイシネンだけでも十分だと思った。その代わり、床下にも吹き付けて住宅全体をすっぽり包むようにした。当初、コストを考えボードを床下に並べることを考えたが、隙間が残るのが心配だったので、吹きつけタイプに変更した。
(5) 結露やカビなどで家自体が傷むのが心配。さらに、カビやダニなどで家族の健康が損なわれるのも不安。
(6) 解決策は高気密高断熱で24時間換気の住宅。最新の規格を満たす「長期優良住宅」を採用。
<床下>
屋根や壁はアイシネンでも、床下は断熱ボードを取り付ける事例が少なくありません。理由は工事費用ですが、断熱ボードの取り付け作業費は算出しないまま、材料費だけで比較し、判断しています。アイシネンは材料費に施工費も加味しています。屋根、壁、床下の魔法瓶住宅で、気密断熱の効果はいっそう高まるのですが。
<屋根裏>
屋根裏に吹き付けるアイシネンの厚さは、次世代省エネ基準対応で161ミリです。通常の垂木の幅を超えるので、垂木はアイシネンで隠れてしまいます。写真のように、雪をひっくり返したように、真っ白になります。すき間は残しません。
<壁>
モコモコした部分はカットしない所。平らな部分は、間柱よりはみ出て膨らんでいるのでカットした所です。次世代省エネ基準に対応するには壁の厚みは81ミリ(ツーバーフォー工法)が最低限必要です。
<バルコニー下>
写真は一階の天井ですが、上階が二階ではなくバルコニーの場合、外気に接するのでアイシネンを吹き付けます。この場合、屋根裏と同じ161ミリの厚さに吹きます。外気との関係を計算して断熱材をくまなく充填しなければ、住宅断熱は中途半端になってしまいます。